【第105回全国高校野球選手権記念大会】智弁学園12-6徳島商(2回戦・第8日・第2試合・甲子園)
【映像】女子マネージャー7人が全力応援
8月13日に放送された「熱闘甲子園」で、第105回全国高校野球選手権記念大会(主催:朝日新聞社、日本高等学校野球連盟)の徳島商(徳島)対智弁学園(奈良)の一戦を紹介。番組では、徳島商ナインを支え続けた“徳商セブン”こと、7人の3年生女子マネージャーたちに焦点を当てた。
エース・森煌誠選手によると、「聞き上手な子が多い」という“徳商セブン”のマネージャーたちは、日頃から様々な形で選手をサポート。練習時のみならず、試合でも、これまで彼女たちが交代制で記録員をつとめてきた。県大会から7人いる女子マネージャーたち全員が、記録員をつとめる形となったのだという。晴れて7人目の記録員となった藤原夢心さん(3年)は、試合前、既に記録員をつとめた他のマネージャーたちからアドバイスとエールを受けつつ、「次も勝てるように全力でサポートします。」と、その意気込みを語っていた。
甲子園という晴れの舞台で藤原さんは、ベンチに入れる喜びを噛み締めながら、スタンドにいる6人のマネージャーと共に、試合を見守った。無論、藤原さんがベンチで記録員の役割をこなすなか、スタンドの6人は、ユニフォーム姿で熱い声援を贈り続ける。スタンドでもベンチでも、“徳商セブン”の想いはひとつだ。
一球一打に勝利への強い想いを込め、ただひたすらにナインを見守った。残念ながらこの試合では、選手たちと共に、込み上げる涙で、夏の日差しで火照った頬を濡らすこととなった“徳商セブン”の7人だったが、それでも、この日の記録員となった藤原さんは、凛とした表情で「頑張っていて、頼もしかった」と、気丈にナインの健闘を称えた。