【第105回全国高校野球選手権記念大会】神村学園11-1市和歌山(2回戦・第9日・第2試合・甲子園)
4年ぶり6回目の出場となった神村学園が、2017年以来6年ぶりの3回戦進出を決めた。1回途中からマウンドに上がった左のエース・黒木陽琉選手(3年)が好投。8回、114球、4安打、1失点でチームに勝利を呼び込んだ。
両校ともに初戦は2ケタ安打を放つなど、打線好調で2回戦へと勝ち進んできた。しかしこの試合は投手の好投が光る一戦となった。神村学園は初回、死球と送りバントで1死二塁のチャンスを作ると、そこから3番の秋元悠汰選手(3年)、4番の正林輝大選手(2年)の連続タイムリーで2点をリードした。
その裏、先発の今村拓未選手(2年)が2死満塁のピンチを迎えると、神村学園は左のエース・黒木陽琉選手(3年)にスイッチ。切れ味鋭いスライダーで空振り三振に切ってとり、このピンチを脱した。その後も栗木はピンチを迎えながらも、8回、114球、4安打、1失点の力投。9回最後のアウトは松元涼馬選手(3年)に譲るも、力強い投球を見せた。
一方の市和歌山も5点ビハインドの3回途中からマウンドに上がった3番手の小野莞都選手(3年)が、4回、5回を0で抑える。すると6回には1死二、三塁のチャンスで小野が犠牲フライ。自身のバットで反撃の狼煙をあげたかに見えた。
ところが7回に猛打の神村学園が目を覚ます。岩下吏玖選手(2年)の犠牲フライ、上川床勇希選手(2年)、松尾龍樹選手(3年)のタイムリーなどこのかいに5点を奪った。9回にも1点を追加し、9安打11得点の猛攻で平成29年夏以来、6年ぶりとなる3回戦進出を決めた。
画像提供:バーチャル高校野球
8月23日 決勝のハイライト動画
準決勝までのデイリーハイライト動画も
1〜3回戦(タップで動画へ) | ||
---|---|---|
8/6 第1日 | 8/7 第2日 | 8/8 第3日 |
8/9 第4日 | 8/10 第5日 | 8/11 第6日 |
8/12 第7日 | 8/13 第8日 | 8/14 第9日 |
8/16 第10日 | 8/17 第11日 | |
準々決勝・準決勝(タップで動画へ) | ||
8/19 第12日 | 8/21 第13日 |
『熱闘甲子園』動画一覧
8月6日(日)の開幕戦から決勝まで無料配信! キャスターは古田敦也氏、斎藤佑樹氏、ヒロド歩美氏が務めます。
日 | 見どころ(タップで動画へ) |
---|---|
第1日 | 浦和学院と仙台育英の好カードは3時間超えの大熱闘! |
第2日 | 川之江には幼なじみが4人…叶えたい願い |
第3日 | 通算140HR!花巻東の佐々木麟太郎選手が最後の夏 |
第4日 | 感謝届けたい相手がいる夏…第4日は家族の絆に胸が熱くなる! |
第5日 | 斎藤佑樹氏、捕手のキャッチング技術に脱帽! |
第6日 | 球児に宿るアルプスのチカラ |
第7日 | 笑顔 感謝 信頼...宿命 |
第8日 | ALL for ALL~全員が全員のために~ |
第9日 | 夏に輝くモンスター! |
第10日 | 広陵・主将が最高の舞台で最愛の人へ恩返し |
第11日 | 仙台育英に挑む履正社の信頼し合うW左腕 |
第12日 | 昨夏王者・仙台育英に立ち向かうは花巻東 |
第13日 | ベスト4がいちばん長い夏をかけて激突! |
第14日 | 4年ぶりに戻ってきた声に包まれ最後の一戦 |