エンゼルスが12失点大敗…ここ4試合で計35失点で“投壊”に歯止めかからず大谷翔平はサイ・ヤング賞投手のシャーザーに3打数無安打2三振

【MLB】レンジャーズ12−0エンゼルス（8月14日・日本時間8月15日／テキサス）

　エンゼルスの大谷翔平投手が「2番・DH」で先発出場。サイ・ヤング賞3度、メジャー通算212勝で憧れの豪腕投手・シャーザーと公式戦で初めて相対したが、3打数無安打2三振と完ぺきに抑え込まれた。チームも毎回の11奪三振の快投を披露したシャーザーにムスタカスの内野安打1本のみとお手上げ。一方、エンゼルス先発サンドバルは四球などが絡む自滅気味の投球で序盤に大量失点。チームは大谷の9試合ぶり41号決勝弾で連敗脱出した勢いを生かせず、借金２。ここ4試合で計35失点と“投壊”ぶりに歯止めがかからず深刻な状況に陥っている。

　エンゼルス先発のサンドバルが大誤算だった。1回のマウンドこそ二死満塁のピンチを無失点で切り抜けたが、2回は先頭打者に四球を与えると1死二、三塁から2失点。3回も同じく先頭打者に四球を与えると、犠牲フライと押し出し四球。3回途中、6四球5失点（自責点4）でマウンドを降りた。その後、二死満塁でマウンドに上がった2番手・キャニングもワイルドピッチで5点目を献上。ゲーム序盤でレンジャーズに一気に流れが傾いた。

　一方、サイ・ヤング賞3度の豪腕シャーザーは39歳とは思えぬ圧巻のピッチングを披露。大谷から奪った2つの空振り三振を含む毎回の11奪三振。7回100球を投げ、被安打1、1四球。通算112回目の2ケタ奪三振はメジャー歴代3位の記録。その力と実績を遺憾なく発揮してみせた。

　エンゼルス8回のマウンドには野手のエスコバーが登板する始末。9回の攻撃もレンジャーズ投手陣に抑え込まれたエンゼルスはいい所なく敗れ、連勝ならず借金2。今日の大谷は空振り三振、空振り三振、三フライだった。（ABEMA『SPORTSチャンネル』）

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