大谷翔平が166キロのシンカーをヒットに！ “人類最速”チャップマンとの対決第2ラウンド、今日は大谷に軍配「大谷の足も速いけどチャップマンの球もエグすぎw」

【MLB】レンジャーズ0－2エンゼルス（8月16日・日本時間17日／アーリントン）

　打ちも打ったり、といったところだろうか。エンゼルスの大谷翔平投手が「2番・DH」で先発出場した試合の8回の第4打席で、前日も対戦があった“人類最速投手”チャップマンと再び相まみえた。前日は102.8マイル（時速約165.4キロ）のシンカーで打ち取られた大谷だったが、この日は103.1マイル（時速約165.9キロ）を詰まりながらも三遊間に運ぶと、俊足を飛ばして内野安打とした。

【映像】大谷翔平vs人類最速左腕の2試合連続対決は大谷に軍配

　第1打席で決勝点となる先制42号ソロを放つと、第2打席はサードへの内野安打で8試合ぶりのマルチ安打をマークした大谷。第3打席は惜しくもレフトへの大きなフライに倒れたが、第4打席でまた見せ場がやってきた。マウンド上にはこの回から登板した2番手チャップマン。史上最速となる105.8マイル（時速約170.3キロ）を記録したことで知られるメジャーを代表するリリーフ投手だ。前日の試合でも対戦があったが、大谷が102.8マイルのシンカーを打ってセカンドゴロに倒れている。

　この日もチャップマンは101マイル超えの曲がるボールをズバズバ内角に投げ込むと、1-2からの4球目はこの日最速の103.1マイルのシンカー。しかし大谷はこの165.9キロの剛球を打ち返してみせ、打球は三遊間に飛ぶ。詰まった当たりだったこともあり、ショートの必死の送球より早く大谷が一塁を駆け抜ける内野安打となった。

　この勝負にネット上では「103マイルのシンカーえげつない」「高速シンカーを安打にするなんてアンビリバボー」「大谷の足にも驚いたけど、チャップマンの球もエグすぎ」「見応えありすぎ」と両者を賛える声が多く上がっていた。

　これで大谷は今季13度目の3安打。打率も.306まで上昇している。
（ABEMA『SPORTSチャンネル』）