【MLB】エンゼルスーレイズ（8月18日・日本時間8月19日／アナハイム）
エンゼルスの大谷翔平投手が、「2番・DH」で先発出場したレイズ戦で、第43号のグランドスラムを放った。この日が昇格初日だったドラフト1巡目ルーキーのシャニュエルにとっては思い出に残る一発になっただろう。ホームインする大谷に頭をポンポンされるほっこりシーンが見られた。
【映像】大谷翔平、グランドスラム後にスーパールーキーとほっこりシーン
1-1の同点で迎えた2回裏、2死満塁のチャンスで大谷に第2打席が回ってきた。一打勝ち越しの場面で大谷はライドスタンドへ飛び込む第43号ホームランを放つ満点回答を見せた。
悠々とダイヤモンドを一周した大谷は、フォアボールでチャンスを繋いだ前打者の同僚シャニュエルの頭をぽんぽんと叩きベンチへと戻っていく。お馴染みとなった兜セレブレーションを終えた後にも、再びシャニュエルの頭を叩き喜びを表した。これは「よくフォアボールを勝ち取ったな」といった祝福にも見えた。
シャニュエルは今年7月のドラフト会議で1巡目（全体11位）で指名されたばかりのルーキー。この試合が初めてのメジャー出場でもあった。第1打席では空振り三振に倒れたものの、第2打席では8球粘った末にフォアボールを勝ち取った。そのフォアボールが大谷のグランドスラムを呼び込んだことになる。
マイナーでシャニュエルは、21試合に出場し打率.370（73打数27安打）、1本塁打、OPS1.004と好成績を残した。打率も凄いがなによりも特筆すべきは出塁率.510の選球眼。その武器を昇格初日から発揮した格好だ。
メジャー初出塁となった四球が大谷の満塁ホームランへと繋がり、その後に祝福されたのは、シャニュエルにとって一生の思い出になるだろう。
（ABEMA『SPORTSチャンネル』）
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