【MLB】エンゼルス6-9レイズ(8月18日・日本時間19日/アナハイム)
エンゼルスの大谷翔平投手が「2番・DH」でレイズ戦に先発出場。この日は第43号グランドスラムを含む5打数、2安打、3三振、1本塁打、4打点の活躍を見せたが、チームは10回延長タイブレークの末に敗れた。なお大谷のグランドスラムは、昨年5月9日以来MLB通算2度目。
【映像】大谷翔平、衝撃のグランドスラム!キング独走の2試合連続第43号!
16日(日本時間17日)に行われたレンジャーズ戦の第1打席では3試合ぶりとなる一発を放つなど、直近4試合で2本塁打と再びホームラン量産態勢に入っている大谷。この日も初回の第一打席で、ファーストへの内野安打を放ち3試合連続安打を達成した。
迎えた2回の第2打席は満塁でバッターボックスへ。カウント1-0からの2球目をフルスイングすると、打球速度102.1マイル(約164.3キロ)、飛距離389フィート(約118.6m)の一発は、ライトスタンドへ飛び込む第43号グランドスラムとなった。
5回の第3打席、7回の第4打席、9回の第5打席は空振り三振に倒れた大谷。この日は5打数、2安打、3三振、1本塁打、4打点の成績を残している。
大谷のグランドスラムにより勢いを増すかと思われたエンゼルスだったが、4回に3点、5回に1点を失い追いつかれる。さらに終盤の7回にも1点を失うなど投手陣が粘れず。打線は大谷のグランドスラム以降、0点が続いたが7回にドルーリーのタイムリーで試合は再び振り出しに戻った。
迎えた9回、エンゼルスは無死一、三塁のピンチを迎える。しかしここで奇跡のビッグプレーが飛び出した。ラミレスをショートゴロに打ち取り、ダブルプレーが完成。さらにランナーが飛び込んできたところをファーストのシャニュエルが本塁に送球。オホッピーがクロスプレーをアウトにしてトリプルプレーが完成した。
しかしこの日のエンゼルスは勢いに乗り切れない。9回裏には1死一、二塁の状況を作り出すが得点を奪えずに試合はタイブレークへ。10回表には回跨ぎとなったエステベスが踏ん張れずに2失点、代わったループも失点してこの回に3点のリードを許した。その裏の攻撃では無得点に終わり試合終了。大谷のグランドスラムや期待のルーキーの初ヒット、トリプルプレーなど勢いに乗れそうなシーンはあったが、チャンスをものにできず敗戦となった。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)
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