【スーパーフォーミュラ】第7戦（決勝・8月20日／モビリティリゾートもてぎ）
第7戦は、スタート直後に多重クラッシュが発生し、赤旗が出るなど、波乱の展開となった。
レースがスタートすると、2番手の太田格之進（DOCOMO TEAM DANDELION RACING）や8番手の宮田莉朋（VANTELIN TEAM TOM’S）がストール。後続がオーバーテイクを仕掛けようと団子状態になったところで、2コーナーで多重クラッシュが起きた。
4番手からスタートしたリアム・ローソン（TEAM MUGEN）が良いスタートを決め、2コーナーでアウト側から1番手の野尻智紀（TEAM MUGEN）に並びかけたが、片輪をダートに落としてしまい、単独スピン。
そのローソンを避け切れず、牧野任祐（DOCOMO TEAM DANDELION RACING）、松下信治（B-Max Racing Team）、関口雄飛（ITOCHU ENEX TEAM IMPUL）が大クラッシュを喫した。その後レースは、赤旗中断となった。
牧野と関口に至ってはクラッシュにより宙を舞うシーンもあったため、サーキットは騒然。ドライバーの安否も心配されたが、ドライバーは全員無事だった。
このクラッシュにより、牧野、関口、松下はリタイア。ローソンは、リアウィングなどを大きく破損したが、赤旗中断中のメカニックの懸命の作業により、リスタートとともにコース上へと送り出された。
（ABEMA『スーパーフォーミュラ2023』／(C)JRP）
