【MLB】エンゼルス7－6レイズ（8月19日・日本時間8月20日／アナハイム）
まさかマスクが宙を舞うとは……エンゼルスの大谷翔平投手がレイズとの第1試合に「2番・DH」で出場したこの試合。カーブの曲がりが大きすぎるがゆえに、レイズの先発マスクを任されたピント捕手に衝撃の珍プレーが起こり、場内からは「Wow！」と驚く声が。SNSでも大盛り上がりを見せた。
話題のプレーが起こったのは5回裏、エンゼルスの攻撃。先頭打者のドルーリー内野手の打席でのことだった。レイズ先発のグラスノー投手はドルーリーに対し、速球と縦に大きく割れるカーブで勝負を仕掛ると、ドルーリーもこれに反応。初球のストレート、2球目のカーブをファールにして追い込まれたが、3球目の高めに来たストレートを見逃してボール。際どいコースに来た4球目のカーブは見逃さずにバットを出してファールにして粘った。
そして5球目。三振をとりにきたグラスノーが投じたのは4球目と同じカーブ。203センチの長身から放たれるカーブは大きく落ちていったが……曲がりがすごすぎてベースの手前でワンバウンドするボールに。さらに跳ね返った球がピントのマスクに直撃し、マスクが宙を舞うというハプニングが起こった。
首をすぼめて捕球しようとしていたため、ピントには特にケガはなかったが……ファウルチップなどではなく、投球が直撃してマスクが吹っ飛ぶという衝撃シーンに球場からも「Wow！」と驚く声が挙がった。
この日のグラスノーはこの手の引っかけた投球が多く、大谷の第1打席でもベースの遥か手前でワンバウンドさせて大谷が驚くというシーンがあったほど。制球が乱れたためにエンゼルス打線にも打ち込まれ、6回7失点とピリッとせず。この打席でも直後にドルーリーに7点目となるソロ本塁打を献上した。
まさかの珍事にSNSでは「とんでもないワンバウンド」「グラスノー荒れすぎ」「大丈夫？」などグラスノーの乱調ぶりやピントを心配する声が多く見られた。（ABEMA『SPORTSチャンネル』）
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