「引っ張ったHR後は打席内容が良くない」大谷翔平“2三振”に川崎宗則氏の予言的中投手の時は「右腕が利いて左手が強くならない」明日の二刀流で“打”に期待と言及

【映像】大谷の“好不調”がわかる自打球の瞬間

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【MLB】エンゼルス 3－4 レッズ（8月22日・日本時間23日／アナハイム）

　エンゼルスの大谷翔平投手が「3番・DH」で先発出場。2三振、1四球の内容で3打数ノーヒットに終わった。これに元メジャーリーガーの川崎宗則氏が「引っ張ってHRになってから結構、三振が多いです」と鋭く解説した。

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　大谷は18日（日本時間19日）のレイズ戦で今季43号となる満塁弾を放った。このホームランについてMLB解説でもお馴染みの川崎氏は「このホームランはちょっと強引に引っ張りましたね。パワーで何とか持って行ったんですけど、こういう引っ張った後の（大谷の）打席の内容があまり良くないので、ちょっと気をつけて見ておきたい」と試合前に言及。続けて「翔平さん自身もそれはわかっていると思うので、今日はかなり意識してセンターから逆方向へのバッティングをするのでは」と“予言”していた。

　すると、今日の試合で大谷は第1打席が空振り三振、第2打席は四球、第3打席は空振り三振とその予言が的中する展開に。川崎氏は第3打席目までを振り返って「スイングスピードは何も変わっていないが、ちょっと左手側が強い印象。引っ張ってHRになってから結構、三振が多いです。左手側が強い時は、翔平さんはあまり調子が上がってこない。早く左手の力を抜いて、得意な右手をしっかりと使ったスイングをすると、センターの方に打球が飛んでいくんですけれど」と指摘した。この後、最後の第4打席ではレフトへのファウルフライとなったものの、逆方向を意識した大きな打球を放つシーンも見られた。

　大谷は明日23日（日本時間24日）のレッズ戦、ダブルヘッターの1試合目で先発登板予定。川崎氏は二刀流での出場を踏まえ、「翔平さんはピッチャーをしている時、バッティングが良い。右腕をしっかり使っている時の方が、右腕が利いて左手が強くならない」と試合後に言及。「バッディングに良い影響を及ぼすと思うので明日は打つ方も期待できます」と締め括った。

（ABEMA『SPORTSチャンネル』）