【MLB】ブルージェイズ3-5オリオールズ(8月24日・日本時間25日/ボルチモア)
バットを振り抜いた瞬間、誰もが確信した特大弾だった──。藤浪晋太郎投手が所属するオリオールズはこの日、ア・リーグ東地区3位のブルージェイズと対戦。藤浪の同僚に、サンタンデールの127m弾が飛び出して現地ファンもベンチも熱狂した。
オリオールズのギブソン、ブルージェイズのベリオス、両先発投手が好スタートを見せ、3回まで互いにスコアボードにゼロが並ぶ展開のなか、4回表にブルージェイズが2点を先制。一方のオリオールズは3回までノーヒットに抑えられるという苦しい序盤となった。
迎えた4回裏。先頭打者のラッチマンがこの日のチーム初安打となるヒットをレフト前へ放つと、続くヘンダーソンはレフトフライだったが、高く打ち上がった大飛球となり、徐々にベリオスのボールを捉えてきている様子がうかがえた。
そして、打席には3番・サンタンデールだ。第1打席はライトフライに打ち取られたが、ベリオスのストレートに力負けしていなかったこともあり、ストレートに狙いを絞ったか、カウント1-1からの3球目、高めのストレートを問答無用でフルスイングした。
打った瞬間、誰もが「ホームラン」を確信する超特大の飛球に。打ち上がったボールはそのままオリオールズ・アット・カムテンヤーズのライトスタンド後方、名物でもあるレンガ造りの古い倉庫に向かって一直線に伸びていった。
打球速度109マイル(約175.4キロ)、飛距離417フィート(約127メートル)という特大の2ランでオリオールズは一気に2点を返して同点に。ア・リーグ東地区首位の意地を見せた。
誰が見てもそれと確信する一撃には、ファンも「ぱっかーん」「エグい」「凄ぇ飛んでね?」と驚き、賞賛するコメントを寄せる。スタンドで見守ったファンも、自軍のベンチの仲間も一斉に立ち上がり、打球の行方を見守る様子が印象的だった。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)
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