【MLB】レッドソックス4-7ドジャース(8月27日・日本時間28日/ボストン)
フェンウェイパークに集まったファンからの大声援に、かつての英雄は何を思ったのだろうか――。吉田正尚外野手が所属するレッドソックスはこの日、ナ・リーグ西地区1位のドジャースと対戦。人気チーム同士のカードとなったこの試合のプレーボール直前、ベッツ外野手へファンたちからの温かいスタンディングオベーションが起こった。
【映像】元本拠地からベッツに向けてスタンディングオベーション
現在のメジャーリーグで最高のリードオフマンとして名高いベッツと言えば、かつてのレッドソックスのスター。レギュラーに定着した2015年以降は毎年のようにハイレベルな活躍を見せ、シルバースラッガー賞を3度、ゴールデングラブ賞は4年連続で受賞。特に2018年はキャリアハイとなる打率.346を記録して首位打者とMVPを獲得し、レッドソックスのワールドチャンピオンシリーズ制覇に大きく貢献した。
そんなボストンの英雄は2020年2月にトレードで惜しまれつつもドジャースに移籍。チームがかわってもハイレベルな活躍を収め、今年3月のWBCではアメリカ代表の中心選手としても活躍し、大谷翔平投手(エンゼルス)の「憧れるのはやめましょう」という名スピーチの際にも名前が出たことで日本のファンにも広く知られている。
今季もベッツは例年通りの大活躍でドジャースをけん引しているが、今回のレッドソックスとの連戦は、ベッツにとって移籍後初のフェンウェイパーク。それだけにレッドソックスのファンたちもかつてのチームの英雄に対して、スタンディングオベーションで迎え入れたのだろう。
温かい拍手で迎えられたベッツはヘルメットを脱ぎ、スタンドにいるファンたちにあいさつ。間もなくプレーボールを迎えると、レッドソックス先発のハウク投手が3球目に投じたシンカーを叩いてレフト前へ。今季最長となる15試合連続ヒットを放ってみせた。
チームを離れたかつてのスターを温かく迎え入れる感動シーンに対し、視聴者も「すごい声援」「ベッツ凱旋」とベッツへのスタンディングオベーションに感動している様子が見られた。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)
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