エンゼルスの大谷翔平投手が、今日8月29日(日本時間30日)のフィリーズ戦に「2番・DH」で先発メンバー入りした。大谷は今季開幕戦を「3番・投手」で迎え、序盤は多くの試合で3番を任されたが、6月以降は2番打者としての起用がメインに。そうしたなかで、2番打者としてMLB歴代トップのOPS(出塁率と長打率を足した数値、On-base Plus Sluggingの略)をマークしていることがわかった。
2番打者のOPS記録に言及したのは米野球データ会社『Codify』のX(旧Twitter)アカウント。28日(同29日)のツイートで「MLBの単一シーズンにおける2番打者の最高OPS(200打席以上)」という文言とともに、下記のランキングを投稿した。
大谷翔平(2023)OPS 1.227
クリスチャン・イェリッチ(2019)OPS 1.111
アール・アベリル(1934) OPS 1.104
ポール・ゴールドシュミット(2018) OPS 1.104
レフティ・オドール(1929) OPS 1.096
レフティ・オドール(1930) OPS 1.091
大谷は、往年のレジェンドが1920〜1930年代に記録した数値を上回り、唯一1.2を超える圧巻のOPSをマーク。また、大谷の今季OPSは1.072となっていることから、2番での出場時により優れた成績を残していることもわかる。8月もトラウトが復帰した1試合を除き2番で起用されているが、近年、2番に強打者を置くオーダーを採用するチームが多いなか、大谷はデータのうえで“最強の2番打者”であることを示すかたちとなった。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)
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