【MLB】フィリーズ8-10エンゼルス(8月30日・日本時間31日/フィラデルフィア)
エンゼルスの大谷翔平投手が「3番・DH」で先発出場し、4打数1安打1打点だった。第3打席ではライト前にヒットを放ち、2年連続となる150安打を記録し、ア・リーグ打点王争いでトップに2打点差と迫る95打点目を挙げた。すると第4打席、四球で歩いた際に大谷が憧れの選手としていたハーパーと“プチハグ”。ファンから「最高」「和むよな」という反応が寄せられた。
大谷と言えば、WBCの決勝となったアメリカ戦を前に「憧れるのをやめましょう」という有名な言葉を残した。この時はチームメイトで主将だったトラウト、ドジャースのベッツ、カージナルスのゴールドシュミットの名を挙げたが、以前から憧れの選手として公言していた中には、ハーパーもいた。
ハーパーはナショナルズ、フィリーズと2球団で活躍するスタープレーヤー。メジャーデビュー以来毎年2ケタ本塁打をマークし、2015年には本塁打王を獲得。2021年にはOPSで1位に輝き、どちらの年でもMVPに輝いた。外野手、またはファーストを守るハーパーだが、2022年のシーズン開幕早々に右肘靭帯損傷により、DHでの出場に。オフに手術すると、そこからわずか6カ月足らずの2023年5月に戦列復帰を果たした。打率は3割を超え、強豪フィリーズの主軸として十分な働きをしている。
同じく右肘靭帯損傷により、今季の残り試合は投手として登板せずDH専門となった大谷は、ハーパーと同じような境遇にもなった。このことも関係したのか、第4打席で大谷が四球を選んで一塁に歩くと、ハーパーの方から一声かけて、これに大谷もニッコリ。軽くハグをして交流していた。
なお、大谷が第3打席に2年連続となる150安打を放ち今季95打点目を挙げたが、痛烈な打球にハーパーがダイビング。グラブをかすめて抜けていくシーンがあったが、ハーパーも負けじと一時逆転となる15号2ラン。メジャー通算300号を達成し、メジャーが誇るスター選手の競演にはファンも酔いしれるばかりだったようだ。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)
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