エンゼルスの大谷翔平投手は8月を通して月間打率.316を記録し、開幕戦のみだった3月を除いて今季自身2度目の月間打率3割を達成した。右肘靭帯損傷というアクシデントも発覚した8月の成績を振り返る。
大谷は8月、95打数30安打で月間打率.316、本塁打5、打点14をマーク。月間打率は.394を記録した6月に次ぐ今季2番目の好成績となった。一方、月間本塁打は4月に7本、5月に8本、6月に15本、7月に9本を放ったのに対して、8月は5本と4月以降最少。月間打点14も7月と並んで最も少なかった。
■大谷翔平 4月以降の月間成績の推移
4月:打率.292/本塁打7/打点18
5月:打率.243/本塁打8/打点20
6月:打率.394/本塁打15/打点29
7月:打率.282/本塁打9/打点14
8月:打率.316/本塁打5/打点14
実は昨シーズンも8月は月間打率.317と今季とほぼ同じ成績を残している。シーズンのラストスパートに向けて今後の推移も気になるところだが、昨季は9月も打率.313と好調をキープ。本塁打は4本放った。一方、キャリアハイの46本塁打を放った2021年は9月に打率.241、本塁打3本と失速し、同年は48本塁打を放ったゲレーロJr.に2本差でタイトルを逃した。
また、大谷が今季8月に放った5本塁打のうち最長飛距離は41号ソロの448フィート(約136.6メートル)だった。打球速度は44号2ランの115.7マイル(約186.2キロ)が最速。この一発は二刀流で緊急降板した直後に放ったものだった。8月31日(日本時間9月1日)時点で大谷はシーズン53本塁打ペースとなっており、ア・リーグ2位の35本を放っているロバートJr.に9本差を付けている。コンディションも心配されるだけに今後どの程度出場を続け、どれだけの成績を残せるが注目される。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)
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