【MLB】アスレチックス-エンゼルス(9月1日・日本時間2日/オークランド)
敵地ながら、さすがの人気ぶりだ。エンゼルスの大谷翔平投手が「3番・DH」で先発出場。第1打席はファーストゴロに終わったが、アスレチックスの本拠地であるオークランド・コロシアムはバックネット裏に、“大谷見たさ”に敵地ファンが殺到。「みんなカメラ構えてて草w」など驚きの声が寄せられた。
この日のエンゼルスの相手は、ア・リーグ西地区最下位のアスレチックス。開幕当時は藤浪晋太郎投手(現オリオールズ)が在籍していたため、日本のMLBファンにもなじみのあるチームだが、開幕早々から低空飛行を続け、この試合を前に39勝95敗で借金はなんと56。勝率3割にすら届かないという状況には地元ファンも球場から足が遠のいていたようだ。
一方、エンゼルスもア・リーグ西地区4位。一時はワイルドカード争いに加わり、7月末のトレード市場では積極的に買い手に回り、有望な若手と引き換えに実績のある選手を補強し続けたが……8月は8勝19敗とまさかの失速。リーグワーストとなる月間勝率となり、ワイルドカード争いからは完全に脱落。8月29日(日本時間30日)にはトレードで獲得したばかりのジオリト投手ら主力5選手をウェーバー公示にかけるという"解体"を行い、今季は完全終戦モードとなっていた。
見どころが少ないカードに思われた試合は実際、オークランド・コロシアムの外野席はガラガラ、内野席も観客がチラホラとしかいない状況だったが、バックネット裏だけは満員御礼に。その理由が、大谷の存在だ。今やメジャートップクラスのスター選手となった大谷を一目見たい、写真を撮りたいというファンが集まった。
実際、大谷の打席ではスマートフォンやカメラを構えるファンが多く見られ、これには解説を務めた五十嵐亮太氏も「ダントツ最下位なのに……バックネット裏のファンの方埋まっているじゃないですか。みんな大谷さんを撮ってますよね」と少々驚いた様子で紹介した。(ABEMA『SPORTSチャンネル』)
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