8月25日に楽天モバイルパーク宮城で行われた東北楽天ゴールデンイーグルス対福岡ソフトバンクホークスの一戦で発生した、ソフトバンク・周東佑京の“まさかの落球”が、野球ファンの間で話題となっている。
2-0、ソフトバンク2点のリードで迎えたこの試合の7回裏、楽天は7番・岡島豪郎の犠牲フライで1点を返し、なおも2死二塁と反撃のムードに。ここでソフトバンクは2番手・藤井皓哉にスイッチし、バッターは8番・鈴木大地。鈴木は3-0からの4球目、外角のストレートを叩くも、マウンド上空へと高々と舞い上がるフライに。すかさずソフトバンクの三塁・周東が落下点に入り、万事休すと思われたが、捕球直前、風に流された打球を追いかける形で、周東がマウンドを跨いで一塁方向へと移動した際に、マウンドに盛られた土に足をとられる形となり、まさかの落球。その間に二塁走者の代走・田中和基が生還し、楽天は2-2の同点に。結局、試合はそのまま延長戦へともつれ込み、10回裏、楽天が辰己涼介のタイムリー2ベースで嬉しいサヨナラ勝ち。ソフトバンクにとっては、なんとも手痛いエラーでの敗戦となった。
周東によるこのまさかのタイムリーエラーに、ネットの野球ファンからは「あの位置をマウンド超えてサードが取りに行くのは難しいよなー かと言って途中でファーストに切り替えるのも難しいけど」「落球は別としてマウンド横切ると体勢崩すのは割とあるあるなんよな」「これはマジで不可抗力なんだよな 落下地点から後付けすれば中村晃のボールなんだが、真芯で真上にカチ上げてるから風もあるし最初に声出したヤツに任せるしかない」「飛んだ場所といい回転といい見た目より難しいフライ」「仕方ないこととはいえあまりに手痛い」「状況が状況なだけに、許されるエラーでは無いけど、最近代走専門にされて守備機会なかったのもあるし、難しいプレーだったとも思う」「落下地点の位置からすればショートだろうけど、打球が上がった時点ではサードが1番早く落下点にいた。ただ若干風に流された上、マウンドでバランスを崩したのが運の尽きだった。」といった様々な反響が寄せられている。