NPB(日本野球機構)は9月8日、8月度の「大樹生命月間MVP賞」を発表。その際、パ・リーグの投手部門で受賞となったオリックス・バファローズの宮城大弥について、野球解説者のG.G佐藤氏が言及した。
【映像】宮城の超遅球に打者がイラつく瞬間
8月に宮城は、5試合に登板し、3勝0敗と負けなし。34.2投球回を投げて自責点5、防御率1.30と、安定した好投を続けているが、特筆すべきはその緩急自在の投球。高い制球力と多彩な変化球を武器に、リーグトップ奪三振31をマークした。また、8月9日にZOZOマリンスタジアムで行われた千葉ロッテマリーンズ戦では、初回のマウンドでいきなりのゲリラ雷雨の影響で、不運な形で走者を背負い、挙句、中断を余儀なくされるも、気持ちを切らすことなく粘投。今季7勝目を挙げ、メンタルのタフさも垣間見せることとなった。