【MLB】マリナーズ8−0エンゼルス(9月12日・日本時間13日/シアトル)
エンゼルスの大谷翔平投手が9試合連続でベンチスタートとなった試合で5回、エンゼルスのライトを守るアダムスがスタンドに飛び込む大飛球にフェンス際で大ジャンプを見せた。抜群の身体能力を発揮したプレーだったが、惜しくもホームランキャッチはならず。アダムスは前日の試合ではあわやホームランの打球をもぎ取っており、2日連続のスーパープレーとはならなかったが、称賛の声が相次いでいる。
0-7とエンゼルス7点ビハインドの5回、1死走者なしの場面で打席にマリナーズのスアレスを迎えた。スアレスはカウント2-0からの3球目をライト方向へと打ち返すと、打球はぐんぐん伸びていきライトスタンドへ。速い弾道だったが、これにエンゼルスのライト・アダムスが追いつくと、打球の落下地点に入ってフェンス際で大ジャンプ。懸命にグラブを伸ばしてホームランボールを捕ろうとしたが、あとわずかのところで届かなかった。
アダムスは前日の試合でも1回、マリナーズのヘルナンデスの放った同じようなホームラン性の打球をジャンプ一番キャッチする大ファインプレーを見せている。この日は惜しくも2試合連続でのホームランキャッチとはいかず、あとわずかのところで逃したビックプレーにアダムス自身も悔しそうな表情を見せていた。
この試合の実況を務めた近藤祐司アナウンサーも「昨日は同じような打球を捕ったんですが、今日は捕れませんでした」と伝えると、解説のオカモト”MOBY”タクヤ氏も「スパイダーマンにはなれませんでしたね」と語っていた。中継を視聴していたファンからも「惜しいな」と残念がるコメントが見られたほか、「アダムスジャンプ力あるね〜」などその身体能力に目を見張るコメントも上がっていた。
アダムスは高校時代は野球とアメフトで名を馳せ、ノースカロライナ大学から両方の競技でスカウトを受けていた逸材。この試合でも再三「アスリート系」と能力の高さを紹介されていた。エンゼルスはオホッピー、ネトと若い選手が活躍しているが、アダムスも同様に開花することを期待する人は多いのではないだろうか。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)
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