【MLB】エンゼルス 4-5 タイガース(9月16日・日本時間17日/アナハイム)
日本人初の栄誉が間近だ。エンゼルスの大谷翔平投手は今季残り全試合の欠場が決定したが、本塁打王ランキングは独走中(44本)。シーズンはまだ残されているものの、現時点で本塁打王、そして2度目となるMVPも確定と、MLB評論家のAKI猪瀬氏が太鼓判を押した。
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試合開始前、ア・リーグ本塁打ランキングが紹介された。1位は大谷の44本、2位にはルイス・ロバートJr.(ホワイトソックス)が35本で続くという状況。9本差という大差に猪瀬氏は「脇腹を痛めた時点で大谷のホームラン王は確定、と僕は思っていました」と断言した。昨シーズンこのタイトルに輝き、MVPも獲得したジャッジ(ヤンキース)にも言及して「ジャッジのIL(故障者リスト)入りが2か月強だったんですが、これが1か月弱だったらホームラン王は危なかった」と添えた。さらに2度目のMVPの可能性についても猪瀬氏は「今日から全休に入っても間違いないと思います!」と力を込めた。
これを聞いた視聴者は「HR王&MVPおめでとう!」「日本人初!!」「とにかく大谷選手しっかり治りますように」と多数の反響を寄せ、シーズン終了後の確定を楽しみにしていた。2度目のMVPはレジェンド・イチローも獲得できなかった日本人選手にとって偉業中の偉業。それを目前にファンからは「イチローでも取れなかった!!!!」との声もあった。
今シーズンの大谷は投手として10勝5敗、防御率3.14の成績を上げており、前人未到の2年連続「2桁勝利&2桁本塁打」を達成して「ア・リーグ最強打者」かつ「最高の投手」だ。打者としては打率.304、本塁打44に加えて打点95。打率3割は自身初。球団が今季残りの欠場とIL入りを発表し、ファンには寂しい思いもあるが、このタイトル発表まで十分にワクワクする時間を過ごせるはずだ。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)
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