大谷翔平「ホームゲームには帯同したい」と申し出 GMは近日中の手術に言及…IL入り巡る“舞台裏” 食い違うコメントに「エンゼルスらしい」MLB識者指摘

【MLB】エンゼルス 4－5 タイガース（9月16日・日本時間17日／アナハイム）

　エンゼルスの大谷翔平投手は今季残り全試合の欠場が決定。GMは近日中の手術に言及したが、ネビン監督はチーム帯同を語った。故障者リスト（IL）入りを巡る混乱に、MLB評論家でこの日の解説を務めていたAKI猪瀬氏は「エンゼルスらしい」と評した。

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　試合前、大谷が故障者リスト（IL）入りしたことについて解説の猪瀬氏が説明を展開。まずミナシアンGMは「近日中に右肘靭帯の手術を受けるだろう」と明言した。これについて猪瀬氏は「『近日中』ということは、長く考えても一週間くらいのイメージでトミー・ジョン手術をするだろうと言っているんですが、実は今日ゲーム前のネビン監督の囲みの取材では、これからタイガース戦が終わるとチームはタンパ、ミネアポリスのロードを終えて、戻って来たときはホームゲームには帯同したいと本人から申し出があったという発言があるんですよ」と、GMと監督の発言の食い違いを指摘した。

　手術をすれば当然ながらホームゲームの帯同はできない。GMと監督の発言の食い違いに改めて猪瀬氏は「エンゼルスらしいという気がしますけどね」と自身の思いを述べ、ファンからは「エンゼルスらしいな」「迷走しすぎで草」「すぐ手術したほうがいいのに」など困惑や大谷のコンディションを案ずる声が多数寄せられた。実況の大西洋平氏は「エンゼルスらしいという言葉で我々も妙に納得してしまうのはどうなのか」と苦笑いを浮かべていた。

　その後、欠場してから姿を見せなかったダグアウトへ登場した大谷。モニアックやサンドバルら同僚野手と笑顔で語らい、これに現地ファンは熱視線を送った。はたして「近日中に」手術をするのかしないのか、今季チームへの帯同はこれが最後なのか。ファンの興味関心、そして心配の声は尽きない。

（ABEMA『SPORTSチャンネル』）