<大相撲九月場所>◇十日目◇19日◇東京・両国国技館
同体で取り直しとなった白熱の一番は、大関・貴景勝(常盤山)がはたき込んで前頭四枚目・宇良(木瀬)を破り7勝目を挙げた。土俵際での驚異的なジャンプで取り直しまで持ち込むも、貴景勝にはたき込まれバタリと落ちた宇良。取組直後に見せた何とも言えない表情にファンから反響が相次いで寄せられた。
一度目の立ち合いでは、頭を下げて当たった貴景勝が一気に前進。そのまま押し出すかに見えたが、土俵際でなんとか回避しようとした宇良が持ち前の身体能力を活かして大ジャンプ。驚異的な滞空時間の跳躍を披露し、館内からは大きな拍手と歓声が沸き起こった。
宇良のジャンプにファンは騒然。ABEMAの視聴者からも「すごいジャンプ」「滞空時間なげー」「めっちゃ飛ぶやん」「とび過ぎ」「プロレス技やんけw」と驚きの声が続出した。
行司軍配は宇良に上がったものの、前のめりに倒れる貴景勝と土俵外へ飛んだ宇良、両者の体が落ちるのが同時ではないかと物言いがついた。際どい勝負に、解説を務めた元前頭・玉飛鳥の熊ヶ谷親方も「貴景勝のほうが先に手はついていましたけど、宇良の体勢がジャンプして土俵の外に出ていますよね。そういうところをどう受け取るか」「難しいですね」と頭を悩ませた。
物言い協議の結果、同体と見て取り直しすることに。取り直しの一番では、貴景勝が立ち合い直後にはたき込みを決めて勝ち星を挙げた。勝った貴景勝は7勝目を挙げ、カド番脱出まで残り1勝と迫った。敗れた宇良は5敗目を喫した。
「宇良、低かったですね」と口を開いた熊ヶ谷親方が「貴景勝は落ち着いていました。逆に今度は貴景勝がジャンプをして叩くような形でしたね」と続けると、直後に宇良が浮かべた何とも言えない表情に対してファンからは「その顔やめぇ」「笑いをこらえる宇良」「くやしそう」「宇良にがわらい」といった声が、「流石に宇良くん低すぎるw」などの声も上がっていた。(ABEMA『大相撲チャンネル』)
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