「す、す、すみません」土俵下に転落した力士に“気の毒すぎる”アクシデント 「めっちゃ謝ってる」「そんな謝らんでも」同情の声
【映像】力士を襲った“気の毒すぎる”アクシデントの様子

大相撲九月場所>◇初日◇10日◇東京・両国国技館

 土俵下に転落した力士を襲った“気の毒すぎる”アクシデント。何度も、何度も「す、す、すみません」と謝罪を繰り返す姿にファンから「めっちゃ謝ってる」「そんな謝らんでも」など同情の声が寄せられた。一方では「目を見て謝罪」など、その真摯な姿勢に対する称賛の声もあがった。

【映像】力士を襲った“気の毒すぎる”アクシデントの様子

 序二段八十二枚目・嶋村(荒汐)が序二段八十二枚目・雷輝勝(常盤山)を突き落としで下した一番で、立ち合い、頭をつけて踏み込んでいった雷輝勝。しかし、嶋村が下がりながら絶妙なタイミングで繰り出した右からの突き落としに耐えきれず、勢いあまって後転するように一回転しながら土俵下に転がり落ちた。

 しかし転落した際、不意に両足がぶつかった先には、あろうことか元横綱・稀勢の里の二所ノ関親方が。その瞬間、館内に「あ、あ~」と何とも言えない声が響いた。そのことに気づいた雷輝勝は「す、す、すみません」とばかりに何度も頭を下げ、二所ノ関親方に謝罪を繰り返した。二所ノ関親方は何事もなかったかのように体を起こすと、平然と応じていた。

 直後、物言いが。協議後「行司軍配は西方(嶋村)に上がりましたが、同体ではないかと物言いがつき、協議した結果、西方力士の突き落としが勝っており、行司軍配どおり西方力士の勝ちといたします」とアナウンスが流れると、館内に拍手が響いた。

 その後、嶋村が勝ち名乗りを受けると、ABEMAのファンからは「めっちゃ謝ってる」「踏んだり蹴ったり」「そんな謝らんでも」など、思わぬ形で初日に黒星を喫した雷輝勝の心情を慮るコメントが相次いで寄せられた。なかには「目を見て謝罪」など、雷輝勝の真摯な姿勢に対する好意的な声も聞かれた。(ABEMA『大相撲チャンネル』)

【映像】力士を襲った“気の毒すぎる”アクシデントの様子
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