【MLB】レイズ5-4エンゼルス(9月21日・日本時間22日/セントピーターズバーグ)
最速105.5マイル(約170キロ)を誇る“赤い藤浪”ことエンゼルスのジョイスが8回、4番手として登板。この日も100マイル超えを連発したが、やはりこの日もすっぽ抜けるボールがあり、避けた相手打者が座りこんだままビックリしたような表情を浮かべる場面があった。
4-3とエンゼルスが1点リードで迎えた8回にジョイスは4番手として登板すると、まずはこの回のレイズの先頭打者ロウを100.2マイル(約161.2キロ)のストレートでショートゴロに打ち取った。しかし、続くマーゴに対しての初球のスライダーがすっぽ抜けてしまう。ボールは右打者マーゴの内角、左肘をかすめるような一球となった。なんとか避けたマーゴだったが、その勢いでペタンと打席に座り込むと、驚いたような、避けきれて安堵したかのようななんとも言えない表情を見せていた。
ジョイスが投じたヒヤリとする一球と、マーゴの回避に、ファンからは「よくよけたな」「大丈夫ですか」「許して」「ごめんね」など安堵と謝罪の声が上がっていた。
間一髪避けたように思われたボールだったが、球審は死球を宣告。エンゼルスはチャレンジを要求したが、ボールは肘をかすったようで結局判定は覆らず1死一塁となった。ここからジョイスは全球ストレート勝負を選択。続くウォールズを100.7マイル(約162キロ)のストレートでセンターフライに打ち取ると、アランダに対しては6球中5球で100マイル超え。最後は100.8マイル(約162.2キロ)でサードゴロに打ち取り、この回を0点に抑えた。
試合は9回にクローザーとして登板したエステベスが1死一、三塁の場面でタイムリーを打たれ同点に追いつかれると、さらに2死満塁からサヨナラタイムリーを打たれ、エンゼルスが逆転負けを喫している。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)
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