言ってもらったら元気が出そうな「ナイスゥ!」だ。プロ麻雀リーグ「大和証券Mリーグ2023-24」9月22日の第1試合、U-NEXT Pirates・瑞原明奈(最高位戦)が今期初出場を果たすと、3着目で迎えたオーラスでツモ・南・赤・ドラ3の1万2000点をツモアガリして、2着にアップ。順位点を加味すれば3万2000点分のアガリに、控室で見ていた仲林圭(協会)が「ナイスゥ!」と大きな声を響かせた。
仲林は昨シーズン、鈴木優(最高位戦)とともにチームに加入、オーソドックスで安定感抜群の麻雀を展開。一方で、その明るい性格でガラリとチームの雰囲気を変えた存在でもあり、昨期は鈴木優との「UK」コンビを自ら考えて売り出したアイディアマンでもある。
加入前まで一番静かだったと言われるパイレーツの控室を一気ににぎやかにした仲林は、オーラスでの着順アップを狙う瑞原を全力で応援し続けると、小林剛(麻将連合)、鈴木優とともにモニターで瑞原のアガリを確認。即座に「ナイスゥ!」とお決まりのフレーズを控室いっぱいに響かせた。今期は何度この言葉が飛び出すか。当然、出れば出るほどパイレーツの航海は順風満帆になる。
※連盟=日本プロ麻雀連盟、最高位戦=最高位戦日本プロ麻雀協会、協会=日本プロ麻雀協会
◆Mリーグ 2018年に全7チームで発足し、2019-20シーズンから全8チーム、2023-24シーズンからは全9チームに。各チーム、男女混成の4人で構成されレギュラーシーズン各96試合(全216試合)を戦い、上位6チームがセミファイナルシリーズに進出。各チーム20試合(全30試合)を戦い、さらに上位4チームがファイナルシリーズ(16試合)に進み優勝を争う。優勝賞金は5000万円。
(ABEMA/麻雀チャンネルより)