【MLB】ツインズ0-1エンゼルス(9月23日・日本時間24日/ミネソタ)
エンゼルスの大谷翔平投手が右肘靭帯手術のため、今季のプレーを終了する中、チームの若手選手は来季に向けてアピール合戦を繰り広げている。24歳のアデル外野手は4回にセンターへ打球速度107.9マイル(173.6キロ)、飛距離428フィート(130.4メートル)の豪快3号ホームラン。溢れる身体能力が、徐々にプレーへと結びついている片鱗を見せつけた。
アデルはメジャーでは4シーズン目を迎えた若手選手。今季はマイナーでキャリアハイの24本塁打を放ったものの、今季は開幕前から野手陣を補強した影響もあり、マイナーで打ってもなかなかメジャーに昇格できなかった。抜群の身体能力は高く評価されつつ、守備や走塁の粗さも目立つところだが、やはりスピード感溢れるプレーと、力強いスイングは魅力的だ。
この試合では4回、先頭打者として第2打席に立つと初球、真ん中低めに入ってきたシンカーを強振し、打球は一直線にセンターへ。全く失速することなく伸び続けた打球は、そのままエンゼルス投手陣がいる左中間のブルペン部分に飛び込んだ。
大谷とともにプレーした際には、年上のスター選手にアデルがじゃれつくシーンも度々あり、日本ファンにも認知度が高いアデル。来季は開幕からメジャーに定着できるか。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)
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