9月16日にエスコンフィールドHOKKAIDOで行われた北海道日本ハムファイターズ対福岡ソフトバンクホークスの一戦で、ソフトバンク・周東佑京が見せた“余裕すぎる盗塁成功”が、野球ファンの間で話題となっている。
0-1、ソフトバンク1点のビハインドで迎えた5回表、ソフトバンクは1-1の同点に追いつき、なおも、2死二塁という場面で、打席に入ったのは1番・周東。この打席で周東は、高いバウンドのゴロを放ち、一塁カバーに入った日本ハム先発・加藤貴之との“競走”になったものの、驚きの俊足で競り勝ち、セーフになると、続く代打・リチャードへの初球に、いきなりのスタート。完全にモーションを盗んだ上で、驚くべき速さで造作なく二塁を陥れるというその驚くべき走塁に、日本ハムの捕手・伏見寅威も、投げることさえかなわずという状況に。この“余裕すぎる盗塁成功”で、周東は今季、30盗塁目となり、盗塁王獲得に向けて自ら弾みをつける形となった。
走者である自分ではなく、相手バッテリーを“釘付け”にしているとも言えるこうした周東の俊足ぶりに、ネット上の野球ファンからは「カメラに抜かれる前に盗塁決めていつ走った!?ってなりました」「すっさまじいスピード…!」「速すぎて怖い」「周東の脚はボルトクラス」「笑っちゃうぐらい速い」「WBCでMLBファンにも認められた脚力」「ロッテのダッシュマンとの競走を見たい」といった様々な反響が寄せられている。