【MLB】ブレーブス-カブス(9月28日・日本時間29日/カンバーランド)
カブスの鈴木誠也外野手が「5番・ライト」で先発出場した試合で、ブレーブスの主砲オルソンが第1打席でライトへ54号2ランを放った。
ア・リーグの本塁打ランキング1位はエンゼルス・大谷翔平の44本だが、MLB全体トップのホームランを放っているのはナ・リーグのキングを独走するオルソンだ。オルソンはこの試合の前までキャリアハイを大幅に更新する53本塁打を放っていたが、この日も第1打席で54号。9月に入ってもペースを落とすことなくホームランを量産し、6月に続いて今季2度目の月間2ケタ本塁打を達成した。大谷が9月3日(日本時間4日)を最後に今季の試合出場を終えているとはいえ、大谷に10本差の54本は驚異というほかない。
ライトへ放った打球速度176キロの弾丸ライナーに、ファンからは「エグい」「打ち過ぎ」「バケモン」「オルソンもやっぱすげえな」と驚きの声のほか、ナ・リーグMVP当確との意見も上がっていた。
ワイルドカード争いで圏内の3位に同率で並んでいるカブスにとっては負けられない試合が続くが、せっかく初回に1点を先制したにもかかわらず、その直後にオルソンの2ランであっという間に逆転された格好となった。オルソンに加え、前日に史上初の「40本塁打・70盗塁」を達成したアクーニャJr.も擁するブレーブスはすでに6年連続となる地区優勝を両リーグ一番乗りで決めている。ファンからは「ブレーブス打線えぐいわ」「強すぎやな」「アクーニャとオルソンいるとか、反則」といった嘆き節も見られた。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)
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