【MLB】エンゼルス 5-1 アスレチックス(9月29日・日本時間30日/アナハイム)
これもアナハイムならではの強みか。大谷翔平投手が所属するエンゼルスは今季最後の3連戦でア・リーグ西地区最下位のアスレチックスと対戦。4回裏に逆転を果たしたが、その際の得点シーンが話題を集めている。
3回表に先制を許し、0-1と1点ビハインドで迎えた4回裏のエンゼルスの攻撃は先頭打者のグリチェク外野手がショートへの内野安打で出塁する幸先のいいスタートを切ると、この試合から復帰したモニアック外野手がライト前ヒットで続いてチャンスを広げ、9番フレッチャー内野手がレフト前へタイムリーヒットを放ち同点に。2死ながらランナーは一、二塁。一打逆転という場面で、打席には1番シャニュエル内野手が入った。
シャニュエルは、先ほどの打席で四球を選び、デビューから28試合連続出塁記録を達成し、MLB歴代3位にあと1試合と迫るなど好調を維持している。そしてカウント1-0からの2球目、アスレチックス先発のウォルディチャック投手が投じた低めのストレートを流し打ちした。
打球は三遊間を破りレフト前へ。勝ち越しとなる1点は確実のように思えたが、やや浅い当たりだったこともあり、ホーム生還を阻止しようと焦ったのか、アスレチックスのレフト、ブレデイ外野手は送球する際にボールを落としてしまう。これで二塁ランナーのモニアックは悠々ホームに辿り着き、エンゼルスは1点を勝ち越した。
さらに、焦ったブレデイはサードへの進塁を狙うフレッチャーを刺すため送球したが、これが三塁ファールグラウンド側への大暴投に。三塁ベースカバーに入ったショートのアレン内野手が飛びついても届かないほど、ボールは転々としていく。その間に、一塁ランナーのフレッチャーもホームに帰り、打ったシャニュエルは二塁へ。記録はシャニュエルのレフト前タイムリーヒットで打点1、レフトのブレデイに2エラーとなった。
シャニュエルの勝負強さに「シャニュエルは希望」「シャニュエル最高」という称賛の声が飛び交う中、ややドタバタとしたプレーにファンも「何がなんやら」「どっちも落ち着けー」と困惑した様子のコメントを多く寄せていた。映像で見ても、たしかにドタバタの逆転劇。現地観戦していたファンはもっと驚いたことに違いない。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)
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