日米のプロ野球で活躍した川崎宗則氏が、アジア人として初めてMLBのア・リーグ本塁打王に輝いたエンゼルス大谷翔平投手について、今季のベストホームランに、今季ラストの一発となった44号を挙げた。
現在も栃木ゴールデンブレーブスで現役選手として活躍している川崎氏は、大谷が今季好調だった要因として「以前よりも長いバットに替えたが、これが武器になった。また極端な守備シフトが禁止されたことでヒットが増え、力みがなくなったことが大きかった」と分析。そして大谷のベストホームランとしては、8月23日（日本時間24日）の対レッズ戦で放った44号を選んだ。
選出の理由として川崎氏は「魂のこもったスイング」と紹介。右肘の異変で緊急降板した後の一打ということで「最後振り絞ったスイングで魂のこもったホームランになった」と語った。
また、1本前の43号の時点で大谷の異変に気付いていたという。「強引に被せた打ち方をしたので、いつも通りではないのかも」との見解を示していた。
最後に、来季の大谷について川﨑は、「打者専門となるが、これはプラスかマイナスかわからない。投げているからこそ打てているのかもしれないので、投げないことで体が元気すぎてしまうのもよくない。このバランスをどう保つかがポイントだと思います」と、注目ポイントを挙げていた。
（ABEMA『SPORTSチャンネル』）
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