日本人投手最速となる165.1km/hのスピードボールを披露して多くその評価を変えることとなったボルティモア・オリオールズの藤浪晋太郎。
今季からMLBへと移籍し、シーズン序盤こそ制球が安定せず、日米両国のメディアでは辛口の報道が目立ったものの、その後、見事に立ち直るとリリーフとして定着。終わってみれば、防御率こそ7.18となったものの、キャリア最多となる64試合に登板し、7勝8敗5ホールド、2セーブをマークした。そんな藤浪の今季について、スポーツジャーナリストのAKI猪瀬氏が言及した。
10月15日放送の『ABEMAスポーツタイム』(ABEMA)では、今季、MLBでプレーした日本人選手の活躍を振り返り、その内容を、AKI猪瀬氏が解説を交えつつ評価する流れとなったが、その中で藤浪について同氏は、「藤浪投手、ここまでよく頑張りました。」と評価しつつも、「この後、FAになるので、今後、大きな契約を獲りにいく大切な仕事が、藤浪投手と代理人のスコット・ボラスには残されているので、大きな契約を獲れましたというニュースが入ってきたときに、この“よくできました”(という評価)が、“大変よくできました”に変わると思います。」と、シーズン中の働きに加え、その活躍を元に、今オフ、大型契約をまとめることができるかどうかで、その評価が大きく変わる可能性もあると指摘した。
ボラス氏といえば、巨額の契約金を伴う大型契約が話題となる豪腕エージェント。そうした意味では今オフ、藤浪の大型契約を取りまとめることとなるのか、注目したいところだが、そんな藤浪について、ネット上の野球ファンからは「なんやかんやで大成功やんけw」「アスレチックスで先発やっとったときにボロカス言ってた連中も完全に手のひらクルーやったな」「あわやワールドシリーズで草w」「日本人最速165.1キロ、初セーブ、最多登板」「ア・リーグの最多登板って78やからな。藤浪64ってなにげにすげえよ」「これは大型契約あるで!」「ボラスやし4年28億とかぐらいは普通にありそうで怖いわw」といった様々な声が寄せられている。
(ABEMAスポーツタイム)