百戦錬磨の解説棋士も、笑うしかなかった。将棋の藤井聡太竜王(名人、王位、叡王、王座、棋王、王将、棋聖、21)に伊藤匠七段(21)が挑戦する第36期竜王戦七番勝負が10月17・18の両日、京都市の「総本山 仁和寺」で第2局が行われ、107手で藤井竜王が勝利を飾った。白熱の最終盤では、藤井竜王が最短距離で勝利に近づくスリル満点の一手を披露。解説陣からは「え!?ちょっ…」「正直ド肝を抜かれました」と声が上がる場面があった。