将棋の藤井聡太竜王・名人(王位、叡王、王座、棋王、王将、棋聖、21)が前人未踏の八冠制覇を達成したことを受け、日本将棋連盟の羽生善治会長(53)が10月20日、東京・将棋会館で記者会見に応じた。全冠制覇達成者は1996年に自身が達成した以来4人目の偉業。タイトルが8つに増えた中での藤井竜王・名人の快挙に「大きな偉業を打ち立てられたのは率直にすごいこと」と賛辞を送った。さらに、27年前の羽生七冠と現在の藤井八冠が勝負した場合の勝負のゆくえを問われると「全然、全く敵わないです(笑)」と笑顔で答える場面もあった。