11月2日に阪神甲子園球場で行われる阪神タイガース対オリックス・バファローズの日本シリーズ第5戦で、注目すべきポイント、選手について、元MLBプレーヤーの川﨑宗則氏が言及した。
オリックスの注目選手について川﨑氏は、「オリックスの注目ポイントはあの人でしょう。ピッチャーの山本由伸選手。もう最後ですよ。もうホントに断言します。来年いません。はい、来年はいないんですよ。メジャーリーグにいるんですよ。何十億っていう大金を手に。今の給料よりも十倍以上。公言します。」と、今オフにMLB挑戦が噂される山本の名を挙げ、次いで「いいですよ、宮城投手。オリックスは先発陣、非常に強いですね。」と、先発陣を軸とした投手陣の活躍が、優勝を手繰り寄せるポイントであると指摘。
一方、そんなオリックスを本拠地で迎え撃つ阪神については、「阪神はやっぱり打線でしょ。阪神の1番、2番。近本・中野という。走れる、打てる。この1、2番が、ものすごいキーですよ。マジで打撃がリズムを作るチームだと思ってます。めっちゃ注目ですよ。」と、レギュラーシーズンでも目立った、1番・2番が出塁して攻撃のリズムをつくり、その後のクリーンナップで得点を稼いでいくというスタイルが肝であると指摘した。
オリックス・山本は第1戦で先発するも5回2/3で無念の7失点降板となっただけに、そのリベンジに注目が集まるところ。一方、阪神は第3戦終了時点で、1番・近本が打率.467、2番・中野が.333と、いずれもチャンスメイクに貢献している。