【侍ジャパン練習試合】広島－日本代表（11月12日／SOKKENスタジアム）
この打撃を本大会でも！井端弘和新監督率いる野球日本代表「侍ジャパン」が、宮崎での秋季キャンプで広島との練習試合を行い、森下翔太（阪神）が井端ジャパン初となるソロ本塁打を放った。打った瞬間それとわかる豪快弾に、相手外野手は“確信フリーズ”するほどだった。
6回裏、1死走者無し。スコアは1-3と2点のビハインドを背負った侍ジャパンは打席に森下。マウンドは広島の3番手右腕・小林樹斗。カウント2-0と有利な場面で森下がど真ん中のストレートを強振すると、打球は一直線にレフトスタンドへ。森下はバットを放り投げ、さらにレフトの末包昇大は打球をまったく追わず、ただ見上げるだけというフリーズ状態だ。ファンからは｢おおおおお｣「めっちゃ飛んだ」「すごいね！」「長打があると心強いな」「気持ちいい！」と興奮の声が立て続いた。
この日、解説を務めていた元侍ジャパンの内川聖一氏は「この辺が彼の魅力でしょうね、1打席目、2打席目、アウトになりましたけども、やはり自分が有利なカウントの中で、ストレートを思いっ切り振っていける。完璧ですよね！」と絶賛した。
相手外野手もフリーズしてしまう豪快な一発、今季チームを38年ぶりの日本一に導いた打棒は侍ジャパンでも頼りになる。「アジアプロ野球チャンピオンシップ2023」本大会へ向けて士気も上がる、井端ジャパンの第1号アーチだった。
（ABEMA『SPORTSチャンネル』）
