＜大相撲十一月場所＞◇二日目◇13日◇福岡・福岡国際センター
前頭八枚目・熱海富士（伊勢ヶ濱）が前頭九枚目・御嶽海（出羽海）を寄り切りで圧倒し、初日から2連勝を飾った。先場所で快進撃を見せた若手力士の力強い相撲に、ファンからも「めっちゃつええぞこれ」「怪力あたみん」と称賛の声が相次いだ。
返り入幕を果たした九月場所で11勝を挙げ、千秋楽では大関・貴景勝（常盤山）と優勝決定戦を繰り広げた熱海富士。惜しくも敗れ初優勝は逃したものの、優勝争いの単独トップで千秋楽を迎えたこともあり、初めての敢闘賞を受賞した期待の21歳だ。
ベテランの前頭九枚目・妙義龍（境川）を下して白星発進した十一月場所では、二日目の取組で元大関の実力者・御嶽海と対戦。立ち合い後に素早く左前まわしを引いた熱海富士は、頭をつけながら力強く前進。相手に何もさせず寄り切って圧倒し、2勝目となる勝ち星を挙げた。敗れた御嶽海は2敗目を喫した。
熱海富士の圧勝を受けて、ABEMAで解説を務めた元関脇の豊ノ島は「強いですね」と感嘆。さらに「伸び切らないあたりが稽古十分」と指摘すると、「いい内容でした。先場所の勢いそのままという感じですね」と今場所での活躍にも期待を寄せた。
2連勝と好調のスタートを切った熱海富士に、ABEMAの視聴者からも「強いね」「めっちゃつええぞこれ」「怪力あたみん」「人間ブルドーザー」「あたみんの実力は本物ですね！」「さらに強くなったな」「ゴリゴリ攻めて行った」と称賛の声が寄せられたほか、元大関を問題にしない強さに「みーたんに勝った」「みーたんに圧勝とは」と驚くファンも相次いでいた。
（ABEMA／大相撲チャンネル）
