【写真・画像】「若い男女がスマホを構えて近づいてくる」 歌舞伎町刺傷事件の救助者が見た異様な光景 一億総カメラマン時代の弊害? 大空幸星氏「バズらせるプラットフォームの責任も」 5枚目
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 歌舞伎町の事情に詳しい佐々木チワワ氏によると、男女のもめ事は歌舞伎町では日常茶飯事。多くはホストが絡むトラブルでその本質は「色恋話にお金と刃物が絡むもの」だという。今回の事件は、「客とホストっぽい感じが、関わりたくなさを助長した可能性も」との見方を示している。

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 NPO法人「あなたのいばしょ」理事長の大空幸星氏は「人生でAEDを取りに行く経験はあまりない。とっさに言われたとき、どこにあるか分からない、自分が行っていいのか? と思考停止になってしまうのではないか。“民度が一線を越えている”という気持ちはすごく分かるし、青笹さんが救命処置に当たられたのは尊い行為だが、全員が対応するというのは非現実的な話。そこを理想にしてしまうと、現実とのギャップが生まれているのではないか」と指摘。

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 青笹氏は「民度が低いというのは、ちょっと言いすぎた部分もあったと思う。“歌舞伎町は世間とは違うよね”という論調があるが、守らなきゃいけないラインはある。また、SNSが社会に広がっていき、みんながスマホや“いいね”にとらわれていく中で、それにも限度があるよね、と。“一線は守ろうよ”という気持ちで投稿した」と、Xへのポストの意図を明かした。

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 一方で、撮影した映像が後の検証に使われるなど利点もあるのではないか。「撮ることは後付けで正当化できると思うが、スマホを向けていた人たちの空気感や顔は、報道のためや証拠を残すためという雰囲気とは違った。ニヤニヤしていたり、撮った後に電話しながら立ち去る人だったり。全員がそうではないとは思うが、理屈じゃない感覚はある」と話す。

「撮りたい」は人の性?
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