日本国内の公道で競技が行われた『ラリージャパン』で圧巻のドリフトを披露。世界最高峰のラリーカーが公園の駐車場で普段は見られないド迫力の神業を炸裂させ反響を呼んでいる。
WRC(世界ラリー選手権)の日本ラウンド『フォーラムエイト・ラリージャパン2023』は、3日目となる18日、SS9からSS16まで合計8ステージが行われた。特に注目を集めた『岡崎市SSS』では、駐車場内に設置された2つの巨大な味噌樽を旋回しなければならないポイントがあり、ラリーカーたちが大迫力のドーナツターンを披露。1つ目の味噌樽は1回転、2つ目の味噌樽は2回転と、世界のトップ・オブ・トップのドライビングテクニックを持つラリードライバーたちが操るマシンが、白煙を上げながら味噌樽の間を華麗に駆け抜けていく姿に、観客も度肝を抜かれた。
SS12の『岡崎市SSS』は、岡崎中央総合公園に設置された特設コースを走るステージで、ステージ内は大河ドラマで話題の徳川家康と徳川四天王の名前がついたエリアで分けられ、それぞれの旗印や、岡崎市の特産品でもある八丁味噌を使ったギミックなどが設置されていた。
普段は公園に遊びに来た一般客が愛車を停めている駐車場で、本物のラリーカーが走行するシーンを見られるということで、現地には多くの観客が駆けつけたほか、視聴者からも、「迫力すごいな」「ドリフトすごい」「目玉ポイントだな」「通勤で通る車に興味ない人も見てく」など感嘆や驚愕のコメントが寄せられている。
(ABEMA『ラリージャパン2023 デイリーハイライト』/(C)WRC)