必殺ガードレール走法で最速記録! 「どこの豆腐屋だよw」日本人ラリードライバー、衝撃ドラテクの瞬間
【映像】ガードレールに当てて最速!驚異のマリオカート走法

 白熱のレースを展開してきたラリージャパンは19日、最終日を迎え、日本人ドライバーの勝田貴元(30)が怒涛の追い上げを見せ、ガードレールまで活用する走法が話題を集めた。

【映像】ガードレールに当てて最速!驚異のマリオカート走法

 2023年のWRC世界ラリー選手権)最終戦となる『フォーラムエイト・ラリージャパン2023』が最終日を迎えた。すでに年間チャンピオンを獲得しているトヨタ勢が、前日終了時点で1-2-3位につけ、表彰台独占に王手をかけるなか、地元・愛知県出身の勝田に注目が集まった。

 勝田は初日のクラッシュで大きくタイムロスしたものの、2日目以降、SS5、SS6、SS7、SS9、SS10、SS13、SS14、SS15と、計8ステージでトップタイムを記録。最終日のスタート時点で6位ということで、表彰台圏内へのジャンプアップも期待されていた。

 この日のポイントとなったのは、SS18『恵那市SS』とSS19『根の上高原SS』。まず『恵那市SS』は岐阜県恵那市の農道を通るルートで、田園風景のなか鉄道沿いの道や田んぼの畦道などを通る。『根の上高原SS』は、同じく恵那市の保古の湖の湖畔ルートとなっている。

 普段は軽トラックが走るような車両1台ギリギリの幅の狭い畦道を、勝田が操るGRヤリスが猛スピードで駆け抜ける姿は圧巻で、ギャラリーからも喝采が送られていた。さらに湖畔近くの林道を下る際には、車体をあえてガードレールに当てることでタイトなコーナーを曲がり切るという、まるでゲームやマンガのようなスキルも見せており、これには視聴者から「どこの豆腐屋だよw」などのコメントが寄せられていた。

 結果、SS18では2位のタイム、SS19ではトップタイムを記録し、SS19終了時点で勝田は総合ランキング5位に浮上。WRC関係者や世界中のファンに、この日本人ドライバーがラリー界にとって重要なプレイヤーだと認識させることに成功した。

ABEMA『ラリージャパン2023 デイリーハイライト』/(C)WRC)

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