＜大相撲十一月場所＞◇十一日目◇22日◇福岡・福岡国際センター
幕下三十五枚目・若碇（伊勢ノ海）が幕下四十五枚目・つる林（木瀬）を土俵際、大逆転での突き落としで下して5勝目を上げた。足腰の強さと体の柔軟性がうかがえる若碇の逆転劇に「そこから勝つんかーい」「将来が楽しみすぎる」と称賛の声が相次いだ。
今年の初場所で初土俵を踏んだ、2005年生まれの18歳・若碇。身長175センチ、体重106.6キロと小柄ながら幕下ですでに勝ち越しを決めている期待の若手だ。
十一日目の取組では、立ち合い頭から当たると、すぐに右四つに組み止められてまわしを奪われるも必死に抵抗。土俵際まで寄られてピンチを迎えたが、そこから左、右と体を捻って粘り、そのまま右からの突き落としを決めて見事に逆転勝利を果たした。勝った若碇はこれで5勝目。敗れたつる林は2敗目を喫した。
18歳の若手力士が見せた逆転劇に、ファンからも「体しなるねぇ」「将来が楽しみすぎる」「そこから勝つんかーい」「足腰強いわ」と驚きと称賛、さらに期待のコメントが相次いで寄せられた。（ABEMA／大相撲チャンネル）
