MLB・NPBで活躍したマック鈴木氏が「ABEMAスポーツタイム」に出演。来季からロサンゼルス・ドジャースでプレーする大谷翔平が今季放った44本塁打の中から、印象的だった1発について言及した。
この日、番組では改めて今季の大谷について振り返りつつ、人気の野球解説者たちに、“大谷翔平ベストHR”について訊ねる形となったが、その際に出演したマック氏は、「僕の中では41号がベストホームラン。」と、8月13日(日本時間14日)にミニッツメイド・パーク(ヒューストン)で行われたヒューストン・アストロズ戦で、アストロズのパーカー・ムシンスキから放った第41号本塁打を、今季の大谷の“ベストホームラン”として選出。この打席では「(ムシンスキが投げた)スライダー、最初は左打者の大谷選手の方へ少し向かうんです。普通、(ボールを)怖がるじゃないですか。その仕草もなく、引きつけて、センターに放り込む。この反射神経。」と、大谷が恐れることなくボールに向かい、それをセンターへと見事に弾き返したことを、その理由として説明することとなった。
また、こうした超人的な打撃を見せる大谷についてマック氏は、「(来季は)60本、70本打つんじゃないですか。」と、投打の二刀流を封印し、打撃に専念する来季は、今季の本塁打を大きく上回り、MLB新記録樹立の可能性さえ十分にあり得ると、そのさらなる飛躍に太鼓判を押す形でコメントした。
(「ABEMAスポーツタイム」)