元・MLBの五十嵐亮太氏が「ABEMAスポーツタイム」に出演。来季からロサンゼルス・ドジャースでプレーする大谷翔平が、今季放った44本塁打の中から、印象的だった1発について言及した。
『ABEMA解説者が選ぶ 大谷翔平ベストHR』に出演した五十嵐氏は、「7月28日の38号ホームランです。」と、7月27日(日本時間28日)にコメリカ・パーク(デトロイト)で行われたデトロイト・タイガースとのダブルヘッダー2戦目で放った今季38号本塁打を挙げることに。続けて、五十嵐氏はその理由について、「先発で、ダブルヘッダーの最初投げた後に、2本、ホームラン打ちます?」と、苦笑しながらコメント。この日の大谷は、ダブルヘッダー1戦目で先発し、9回1安打無失点の完封勝利を挙げた上に、その直後に行われた第2戦で、DHで先発出場し、五十嵐氏が挙げたこの38号を含む2本塁打と大暴れ。そのあまりに常人離れした活躍ぶりで多くのファンを驚かせることとなった。
また、こうした活躍を踏まえる形で五十嵐氏は「先発ピッチャーに訊いたんですよ。投げ終わった後に、こんなのできるのか?って訊いたら、“絶対無理です”って言うんですよ。そんなの身体がもたないですよ。体力に限界がないのかなって思わせるじゃないですか、こんなの見たら。今シーズンをある意味象徴しているのかなって思いましたね。」と、その技術はもとより、体力面においても、常識では考えにくいレベルにある大谷の“超人ぶり”を強調する形でコメントすることとなった。
(「ABEMAスポーツタイム」)