MLBで6シーズン、266試合に登板した実績を持つ岡島秀樹氏が「ABEMAスポーツタイム」に出演。来季からロサンゼルス・ドジャースでプレーする大谷翔平が、今季放った44本塁打の中から、印象的だった1発について言及した。
この日、番組では先頃、大型契約でのドジャース入りが決定した大谷について、改めて今季の活躍を振り返ることに。その際、『ABEMA解説者が選ぶ 大谷翔平ベストHR』では、川﨑宗則氏、五十嵐亮太氏、川上憲伸氏、マック鈴木氏、里崎智也氏がVTRで登場し、大谷が放った今季の“ベストホームラン”を挙げる形となったが、スタジオの岡島氏は、6月30日(日本時間7月1日)に行われたアリゾナ・ダイヤモンドバックス戦で飛び出した今季30号を挙げた。
この本塁打は、日本人選手としては初となる3年連続30号をマークした記念すべき一打であったが、この一打を“ベストホームラン”とした岡島氏は「150メートルを飛ばしてるんですけども、(中継の)カメラが追いついてないんですよね。打った瞬間、(大谷は)ホームランを確信されてるんですけども、(カメラが追いついたのは)ボールが(スタンドに)着地してからの後だったので。でもこの150メートル打つっていうのはスゴいですよね」と、“カメラでさえも追いつけない”超高速弾という、大谷らしい会心の一打であるとコメントした。
また、こうした一打を浴びた投手の心理について訊ねられた岡島氏は、「もう、やっぱり、うろたえて“もう、仕方がない…”っていうふうになっちゃいますよね。あそこまで飛ばされたら、もう。」と、悔しさなどの感情を通り越して、まさに“お手上げ”の状態であるとコメントした。
(「ABEMAスポーツタイム」)