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【映像】藤井聡太竜王・名人の素顔を関係者が独占告白

 多忙を極める令和の天才棋士にも休息は必要だ。将棋藤井聡太竜王・名人(王位、叡王、王座、棋王、王将、棋聖、21)が、八冠達成してから初めての正月を迎えた。年越し前に受けたインタビューでは「年末年始は家族とゆっくり過ごすことが多いです」と、タイトル戦や関連行事で全国各地を飛び回るだけに、予定がない時は自宅で羽を休めるようだ。

【映像】藤井聡太竜王・名人の素顔を関係者が独占告白

 藤井竜王・名人の2023年は怒涛の八冠ロードを突っ走った。年明け早々の1月に王将戦で羽生善治九段(53)を退けて初防衛を果たすと、3月には当時の渡辺明棋王(39)から棋王のタイトルを初めて奪取。5月に叡王を菅井竜也八段(31)から防衛、6月に当時の渡辺明名人から七番勝負を4勝1敗で下し最年少名人となると7、8月にかけては棋聖と王位はどちらも佐々木大地七段(28)からの挑戦を退けた。そして10月、当時の永瀬拓矢王座(31)から奪取に成功、ついに史上初の八冠独占を果たすと、11月には同学年の伊藤匠七段(21)から挑戦を受けた竜王のタイトルも守り、八冠を維持したまま2023年を終えることになった。

 周囲から八冠独占を期待され、それを成し遂げるだけでなく、内容でも完勝あり劇的な逆転ありとファンを大いに楽しませた藤井竜王・名人。全てのタイトルを保持しているため、番勝負に出るまでの対局に出る必要がなく、対局間隔には少し余裕が出ているが、各種イベントの出演やCM撮影、その他にも竜王・名人としてこなす業務がいくつもある。

 ABEMAの特別番組で中村子女流二段(36)から年末年始の過ごし方について質問を受けると「棋士の中にはお正月から研究会をするという方もいらっしゃるみたいですけど」と前置きをしつつ「私はそういうことはなくて、年末年始は家族とゆっくり過ごすことが多いです」と微笑んでいた。なお、正月から研究会をする棋士は、デビュー間もないころから研究パートナーとなっている永瀬九段を指していると思われる。

 なお、改めて大活躍だった2023年については「自分が思っていた以上の活躍ができた一年だったかなと。八冠については、自分でもなかなかできることではないのかなと思っていたので、自分自身驚きの気持ちがありました」と、成し遂げたことの大きさを実感していた。
(ABEMA/将棋チャンネルより)

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