<大相撲一月場所>◇二日目◇15日◇東京・両国国技館
三段目二十三枚目・北勝栄(八角)と、三段目二十三枚目・錦国(芝田山)の一番では、立ち合い前に錦国が自ら土俵の外に出ていく珍しい場面があり、館内が騒然となった。映像を見守っていたABEMAの視聴者は「どうしたんだ?」「これは珍しい」など心配する声をコメント欄に寄せていた。
錦国は呼び出しに名前を呼び上げられても、土俵に上がるのがやっとの様子で、自ら土俵の外へと再び下りていった。左足を引きずっているが、足先を見ると、テーピングでがっちり固定されていることがわかる。
すぐに審判団による協議が始まったが、その横で錦国は足をかばうように歩いていき、車椅子に乗った。協議が終わると、「只今の取組は西方力士が相撲を取れる状態ではありませんので、東方力士の勝ちといたします」という説明がなされ、北勝栄の不戦勝が決まった。
一度は土俵に立ったものの、取組自体が行われなかった珍しい事態に「これはレア」「こんなことが」「そんなことあるのね」など驚きの声が寄せられたほか、「いためたか」「どこでやっちゃったんでしょうな」「お大事に」など心配するコメントも到着していた。
(ABEMA/大相撲チャンネル)
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