<大相撲一月場所>◇六日目◇19日◇東京・両国国技館
幕下三十二枚目・朝乃若(高砂)と幕下三十三枚目・聖冴(錣山)の一番で、朝乃若が立ち合いの変化に失敗。背後を取られて敗色濃厚となるも、背中越しに引き落としを決めるという、まるでイリュージョンのような勝利を遂げた。館内からはどよめきが起こり、ファンも「マジシャンやん」「不思議だ」と驚きの声をあげた。
立ち合い八艘飛びのように右に変化した朝乃若だが、惜しくも失敗。さらに完全に背中を向けて敗色濃厚のなか、相手が腕を掴もうとしたところを背中越しにクルッと右回りに高速回転。振り返りながらの引き落としを決めた。朝乃若のイリュージョンのような勝利に館内からはどよめきが沸き起こり、予想外の結末に思わず吹き出すファンもいた。朝乃若は2勝目。敗れた聖冴は2敗目を喫した。
背中越しに引き落としを決めた朝乃若の逆転勝利に、ABEMAのファンからは「なんだこりゃ」「イリュージョン」「変化失敗したと思ったらw」「マジシャンやん」「不思議だ」「くるりんぱ」と驚きや戸惑いの声が相次いで寄せられた。(ABEMA/大相撲チャンネル)