ピョンピョン迫りくる桂馬の圧力…藤井聡太王将、圧巻の寄せで白星ゲット 解説棋士は絶対王者の「こうなったら良いな」具現化力に感嘆 将棋藤井聡太 2024/01/29 15:44 拡大する 将棋の藤井聡太王将(竜王、名人、王位、叡王、王座、棋王、棋聖、21)に菅井竜也八段(31)が挑戦する「囲碁将棋チャンネル 第73期ALSOK杯王将戦七番勝負」第3局が1月27・28の両日に行われ、藤井王将が94手で勝利した。終盤では、右桂を活用した圧巻の寄せを披露。解説棋士は「藤井さんは『こうなったら良いな』ということを具現化しますね」と感嘆していた。【映像】藤井王将の桂馬の位置に注目 防衛3連覇を目指す藤井王将に、振り飛車党のエース・菅井八段が挑戦する注目のシリーズ。藤井王将の2連勝で迎えた第3局では、先手の菅井八段が「ずっと同じ戦型が続いていたので、違うことをやってみようかなと思った」と向かい飛車の戦いを選んだ。両者にとって初めての戦型とあり、藤井王将も慎重な対応を見せ「序盤はあまり想定していない展開になった。角が向かい合っている形での駒組みになったので、そのあと色々な展開が考えられて一手一手難しいと思っていた」と振り返った。 続きを読む