あれ、入ってなかった？大谷翔平、本塁打と確信した当たりがぎりぎりフェン直慌てて猛ダッシュにベースコーチが優しく“お疲れさんタッチ”

【MLB・スプリングトレーニング】ドジャース7－4ロッキーズ（3月3日・日本時間3月4日／キャメルバックランチ）

　確信していたところからのダッシュはさぞお疲れだろう。そんな選手を労う「お疲れさんタッチ」だ。ドジャース大谷翔平投手が「2番・DH」で先発出場すると、2回の第2打席にあと数センチ伸びていればホームランというセンターフェンス直撃の三塁打を放った。ホームランと思っていたところから急いで走った大谷に、三塁ベースコーチが優しくポンポンとタッチ。ファンを和ませた。

【映像】思わぬダッシュをした大谷をコーチが“お疲れさんタッチ”

　ドジャース移籍後、初実戦でホームランを放った大谷は、この日も3安打の猛打賞と大活躍。そのホームランから数えて四球、ヒット、四球、ヒット、三塁打、ヒットと5打数連続安打、7打席連続出塁と大暴れし打率は.714、OPSは2.207まで高まっている。開幕までに実戦やライブBPなどで50打席を消化することを目指している大谷だが、3安打の猛打賞とあっては、今すぐ開幕しても全く問題ないという状態だろう。

　その大谷が今シーズン一番（？）慌てたかもしれないのが第2打席だ。ど真ん中に来た甘い球を完璧に弾き返すと、打球は大谷らしく左中間方向へぐんぐん伸びた。本人もこれは入っただろうと、一塁に向けてゆっくり走っていたが、打球はフェンス最上部を直撃した。すると一塁コーチからの声で入っていないと気づいた大谷が、ここからダッシュ。ゆったりとダイヤモンドを1周するつもりが、急いで三塁に向かうことになった。

　三塁ベース上で大谷は、フェンスの方に視線を送って「どこに当たったの？」というように確認。思わぬ体力消耗を労ってか、ベースコーチは腰のあたりを「お疲れさん」とばかりに、ポンポンと叩いていた。
（ABEMA『SPORTSチャンネル』）