今や世界に誇るスーパースターになった大谷翔平。今シーズンからはチームをドジャースに移し、悲願であるポストシーズン進出、さらにはワールドシリーズ優勝を目指して戦うことになる。昨オフに右肘の手術を受けたため、今季は打者に専念することになるが、その人気はメジャーの中でも絶大。MLB識者によれば、かつて活躍した日本人メジャーリーガーにはない、シンプルな「パワー」が人気を支えているという。
大谷は昨シーズン、投手と打者の二刀流で大活躍。投手ではエンゼルスのエースとして2年連続で2ケタ勝利を挙げると、打者でも44本塁打を放って自身初となるア・リーグの本塁打王に。シーズン最終盤の約1カ月を故障で欠場したが、それでも満票で2度目のシーズンMVPにも輝いた。
今や日本だけではなく現地のアメリカ、さらに野球が盛んな韓国でも熱狂的なファンを持つ大谷。ここまでの人気を誇る理由について、MLBアナリストの福島良一氏は「投打ともに超一流。投げては160キロ以上の剛速球でバッタバッタと三振を奪い、打っては超特大のホームラン。アメリカ人が最も好きなパワーのプレー」と説明した。
日本人メジャーリーガーといえば、シーズン262安打や日米通算最多の4367安打を誇るイチローの名前も当然のように出てくるが、福島氏は「イチロー選手はヒットメーカーなので玄人好み。大谷は投げても打っても一目瞭然」と、シンプルにパワーで各国の選手たちを超えていることを指摘していた。
古くは体格に劣ると言われていた日本人選手だが、大谷のサイズは全く引けを取らず、さらにテクニックとスピードも兼ね備えていることで、投打で超一流の二刀流が実現している。今シーズンはバット1本で仕事をすることになるが、どれだけファン感動のシーンを量産するか。
(ABEMA「FAN FUN MLB」)
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