【MLB・スプリングトレーニング】ホワイトソックス9－12ドジャース（3月6日・日本時間7日／キャメルバックランチ）
ドジャースの大谷翔平投手と山本由伸投手が“初共演”を果たした。大谷が「2番・DH」で、山本が先発投手としてスプリングトレーニング・ホワイトソックス戦にスタメン出場。大谷がタイムリーを含む2打数2安打1打点に初盗塁と躍動したが、山本は初回に3点を失うと、3回にも2失点で計5失点。課題が残るマウンドとなった。
大谷は1回、四球のベッツを一塁に置いて第1打席を迎えると、フルカウントからの6球目をセンター方向へ打ち返し内野安打。2死一、二塁で迎えた第2打席は、鋭いゴロでセンターへ抜けるタイムリーを放った。その後、ドジャース移籍後初となる盗塁も成功する。第3打席はストレートの四球で、2打数2安打1四球1打点に1盗塁と活躍した。大谷はこれでオープン戦5試合で12打数7安打6打点1本塁打1盗塁、打率.583、OPSは1.667となっている。
一方、2度目の登板となった山本は前回登板とはうって変わり厳しいマウンドに。初回の先頭打者に初球を狙われヒットを打たれると、四球を挟み犠牲フライで1失点。さらに内野安打にピッチャー強襲の安打も許し、1回に3点を失ってしまう。2回は先頭打者に四球を許しながらなんとか無失点で切り抜けたものの、3回も3本のヒットで2点を失い、結局6安打5失点4奪三振3四球という内容でマウンドを降りた。
登板後、山本は取材に答え「あまりいいピッチングではなかったが、いろいろ試すことはできた。結果は悪かったが感覚としては良かった」とコメントした。
試合はフリーマンにグランドスラムが飛び出すなど打線が好調なドジャースが逆転で勝利。乱打戦を制している。
（ABEMA『SPORTSチャンネル』）
（C）aflo
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