【MLB・スプリングトレーニング】ホワイトソックス9－12ドジャース（3月6日・日本時間7日／キャメルバックランチ）
ドジャースの大谷翔平投手がスプリングトレーニング・ホワイトソックス戦に「2番・DH」でスタメン出場。2回の第2打席でセンター前に抜ける痛烈なタイムリーを放った。
昨季より極端な守備シフトが禁止となったことで、一二塁間に3人の内野手を置くシフト、いわゆる“大谷シフト”を相手チームが敷くことはできなくなっている。それでもセンターからライト方向をケアしようと、ショートがセカンドベースギリギリに寄った守備位置になっている場面は多い。この試合でもホワイトソックス内野陣はそんな守備隊形をとっていたが、大谷は第2打席、ランナー一、二塁から4球目の低めのボールをセンター方向へ弾き返した。
鋭いゴロがセカンドベースの右に飛ぶと、シフトギリギリを守っていたショートが飛びつくのもものともせずに打球はグラブをかすめセンターへ。相手の大谷対策も無効にする、無慈悲で強烈なタイムリーとなった。
シフトが禁止され、ヒットが増えると言われた大谷は昨季、本当に打率3割を達成してしまった。二刀流を封印して打者に専念する今季は、さらなる結果が期待できる。その証左が、右肘手術明けにもかかわらずオープン戦ここまで5試合で打率.583、OPS1.667という数字なのかもしれない。
（ABEMA『SPORTSチャンネル』）
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